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フォーティーン「D-030」ウェッジとアナライズ 「MSウェッジ」

      2013/12/10

週刊ゴルフダイジェストの「ゴルフギア探検隊」で、フォーティーンの「D-030」ウェッジを紹介しました。
フォーティーンのウェッジといえば、「MT-28」以來、中上級者向けでテクニックが活かせるイメージがあります。もちろん激スピン性能も。

ところが、「D-030」はかなり趣の異なるクラブ。
ソール幅がかなり広くて、グースも強めになっています。

ソール幅が広くて、グースネックと言えば、やはりアナライズ「MSウェッジ」。手前味噌ですが、やさしいウェッジの潮流を作りつつあるのではないかと思ってます。私も48度の「MS●48」と、56度がバッグに入っています。

ソール幅が広いとミスに強くなります。
手前から入ってもソールが滑ってボールを拾ってくれるからです。どちらのクラブも打ち込んでよし、払ってよし、ダフったりシャクリあげたりしてもミスになりにくい設計になっています。

短いアプローチは、意外と緊張するもの。ライが悪いとなおさらです。私が「MSウェッジ」を使っている理由もその辺りで「ちゃんと当たるかな。。」という不安を軽減してくれるので、距離感や狙いどころに集中できるメリットがあります。

フォーティーン「D-030」「MSウェッジ」の大きな違いが、バウンス角。
「MS」は、10度前後とそれなりにバウンス角とバウンスの高さがあるのですが、「D-030」は、SWを実測したところ2.5度。RWにいたってはマイナスのバウンス角で、いわゆるスクープソールになっていました。抜けの良さを重視した作りだと思いますが、個人的な好みでは、もう少しバウンスがあってもいいのかなと感じます。

その理由のひとつがスピン性能。
バウンスが強いと、バックスピンが強めにかかる傾向があります。弾道解析機「FORESIGHT GC2」で計測したところ、「D-030」はクリーンに打ってもちょっとダフっても安定してスピンがかかっていましたが、他のフォーティーンウェッジのようなギュルギュルっと止まるような強いスピンはかけづらく感じました。

上記は「D-030」、RWでの試打結果。ヘッドスピードはドライバーで42m/sくらい。
大体、フルショットで10000rpmを超えたら、なかなかの強スピンという目安を持っているのですが、「D-030」はRWで8000rpm前後。SWで9000rpm前後くらい。スピン性能がきもち物足りないのはバウンスの少なさに起因するのではないかと思います。概して、バウンスが強いほうがスピンはかかりやすくなります。あくまでも概してですが。

「MSウェッジ」は、バウンス角がSWで10度。ソール幅が広いので、ソールの出っ張り感は強く感じます。これを滑るように使えると、キュキュキュっと止まる強いスピンボールになります。ソールが仕事してくれる感覚が出てくると、やさしさが体感できます。

「D-030」はかなり売れているとか。「MSウェッジ」も姉妹品の「Lynx SSウェッジ」ともどもかなり好評です。やはり、多くのゴルファーがアプローチを苦手にしているのかなと感じます。自分に適した特性のウェッジを使って成功率を高めたいものです。

やさしいとはいえ、やはり「MSウェッジ」でも、しゃくるように打つと本来の性能は発揮できないと思います。
ソールを滑らせようとしてすくうように打つ方も少なくないのですが、それではスピンはかかりづらくミスも出やすくなります。
あくまでも上からの軌道で打つと、気持よくソールが機能してくれて快感です。
スピンも強くかかります。軟鉄鍛造製ヘッドの感触も心地よいです。
ラインも出しやすいので、ぜひ使っていただきたいと思います。

フォーティーン「D-030」を使うなら、SWがおすすめです。
バンカー専用ということですが、バウンスが意外に効いてくれて、アプローチも行いやすいです。

ごちゃごちゃ書きすぎたので、まとめです。

・ソール幅の広いウェッジはミスに強くなる。
・バウンスが強いほうがスピンはかかりやすい傾向。
・「D-030」を使うなら、バウンス角3度のSWがおすすめ
・「MSウェッジ」はいいですよ。

MSウェッジは、アナライズで組んでいて組みつけ精度の高さもウリ。
気に入ったシャフトを装着して、是非試してみてください。

 - マーク金井のアナライズ