内田眞樹カメラマンの訃報に際して
2020/07/06
心の整理がつかないので、誰も読まないであろう場所に内田眞樹さんのことを書こうと思う。
まだまだ働き盛りで、これからもますます活躍されるはずだった。ご結婚されたばかりの奥様や残されたお子さんことを思うと胸が痛む。
私は何度かお仕事を一緒にした程度だが、お会いする前から内田さんの印象的な写真に心を惹かれていた。昨年のMMT9トーナメントで、内田さんに撮っていただいた写真が『バズゴルフ』に掲載された。私のような一介のアマチュアが、ツアーカメラマンの内田さんに撮ってもらえたのは幸運と言わざるを得ない。この写真も故人の思い出のひとつになってしまった。
昨年9月にゴルフをご一緒し、男同士の話ができたりして、内田さんとの距離が縮まったようで嬉しかった。
筋の通らないことにすぐ噛みつくようなところのある人だったが、私は内田さんの嘘のない生き方に憧れを抱いていた。
突然の訃報に、多くの人々の思い出話をネットで見ることが出来た。日本プロでは、選手たちが喪章をつけてプレーしていた。これだけ多くの人に内田さんが慕われているのも、その真っ直ぐなところに共感するところが大きかったのだと思う。
内田眞樹さんの魂よ安かれ。
ご冥福をお祈りいたします。