内藤雄士コーチとの対話
2020/07/06
ひきつづき月刊ゴルフダイジェスト10月号(2012年)の巻頭特集、「ドライバー上達会議」のお話です。
「なぜアマチュアゴルファーは今日イチが続かないのか?」をテーマに、湯原信光プロ、角田浩導プロ、内藤雄士コーチとの対談しました。
湯原さんとのお話はこちら
内藤コーチにも楽しいお話をあれこれ伺いました。
丸山茂樹プロや平塚哲二プロはじめ、現在ティーチングされている浅地洋佑プロや伊藤誠道選手の話など。ティーチングの現場でしか知り得ない興味深いお話の数々でした。
その中で特に気になった話をひとつ。
内藤さんがコーチ業を始められた頃、アマチュアゴルファーのほとんどがオープンフェース、ウィークグリップでスライスに悩んでいたと。しかし、最近ではほとんどのゴルファーが、シャットフェース、フックグリップになっていると。
それはもうものの見事にガラっと変わってしまったということです。
これは、10数年経って使用するクラブの特性が変わったために、否応なしにアマチュアゴルファーが「違うスウィングをクラブに強いられている」とでもいいたい状況になっているということです。面白いですね。
クラブが変われば、スウィングが変わるという顕著な例だと思います。
おまけの話。
上記のような話のあと内藤コーチは、「だからアマチュアゴルファーは以前よりアプローチが下手になっているというのが僕の仮説なんです」と言われてました。かつて、フェースを開いてカットに打つアプローチが上手だったゴルファーにはありえる話です。
ちょっと怖いですね。