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マスダゴルフ「スタジオウェッジ M425」がついに発売!

      2020/07/06

名匠、増田雄二さんの最新作!

マスダゴルフ M425 ウェッジ

春先にプロトタイプを見せていただいてから、非常に楽しみにしていたマスダゴルフの最新ウェッジ「スタジオウェッジ M425」が、12月1日についに発売になりました。

マスダゴルフを主催される増田雄二さんの技術とアイディアが詰まった、これまでにないウェッジということで、発売前から非常に期待感の高かったモデルです。

ヘッドはグースネックを採用(FP値2.0mm)。バックフェースは軟鉄鍛造されたヘッドにCNCミルドマシンで成型されています。これにより重量はより周辺に配分されるだけでなく、ヘッドもひと回り大きく作れます。
その結果、見た目とは異なり、かなりやさしくミスを抑制する作りになっています。

ダフリ気味でも薄めに入れても気持ちよくソールが仕事してくれます。開いてロブショットを打つことも、低くスピンをかけて打つことも行いやすく、テクニックが使いやすくなっています。優しさと操作性を両立したスーパーウェッジだと思います。

 

息づくクラフトマンシップ

マスダ M425 ウェッジ

国産の軟鉄鍛造をうたうウェッジやアイアンは多くありますが、ここまでクラフトマンの個性を感じるウェッジはなかなか無いのではないかと感じます。素材で打感は関係ないという方も多いのですが、個人的にはマスダゴルフのソフトステンレス素材を使用した「スタジオウェッジ Type-G」に比べても、軟鉄鍛造特有の打感の軟らかさを感じます。

「スタジオウェッジ Type-G」で採用されているソフトステンレス素材は、軟らかく締まった打感で、しかもサビないという利点もあって非常に優れた素材だと思います。

一方、この「M425」は軟鉄のノーメッキ仕上げ。
研磨跡がわかる、はっきりとした線を描くクラブの表情。素材感をより強く感じる仕上げの無骨な美しさと、何やら危うささえ感じます。サビが浮いてしまうのも早そうです。

武士が持つ、剛直さと儚さを内包するような独特の雰囲気を持ったクラブです。

エージシュートの偉業を支えたウェッジ

マスダウェッジ プロトタイプ ジャンボ仕様

増田さんから直接伺った話ですが、もともとこのウェッジは”ジャンボ”こと尾崎将司プロが使用するために、なんとかシーズン開幕に間に合わせて製作したプロトタイプが元になっています。

そして、開幕二戦目の「つるやオープン」では、「62」のエージシュート達成!
増田さんのところにはウェッジ市販の問い合わせが殺到したとか。そして、シーズン最終盤にようやく市販する運びになったわけです。この時のプロトタイプウェッジは黒染め仕上げですね。

市販される「M425」は、仕上げや刻印は違えど、ジャンボさんが使用したウェッジと同じものとのこと。

最近、ウェッジをコロコロ変えていたこともあり、楽しみで仕方ないモデルです。シャフトは、一応、DGにするつもりですが、スペックも含めて思案しているところです。

 

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