超ロングセラー! マスダゴルフ「STUDIO-1」パターについて
2020/07/06
試打クラブ返却
マスダゴルフさんから「STUDIO-1」パターの試打クラブをお借りしていて、先日やっと返却させていただきました。
「STUDIO-1」パターはかれこれ10年以上販売されているという、マスダゴルフの魂とも呼べるプロダクト。いまだに生産が追いつかないほどの注文が来ているという、現代のゴルフ界にはなかなかない超ロングセラーです。
見るからにシャープな形状ですが、トップブレードの分厚さとクランクネック回りの太さは、マスダならではの重厚感満点。打感はもちろん極上で、厚みのある重く軟らかな打感です。この打感は一体成型でないとなかなか出せないでしょう。
たしかに決してやさしいパターではないのですが、操作感や構えやすさ、そしてタッチを出す感性を呼び起こしてくれるような、道具としての機能も備わっています。
いい道具がどういうものなのか、私のようなものでも(少しですが)教えていただけた気がします。
やさしいと言われているパターが必ずしもやさしいわけではないということですね。
川奈ホテル富士コースINで、ハーフ11パットがあるなど、今年後半のゴルフにも大いに貢献してくれました。
鉄の塊から大まかにパターの形状を削りだし、それを一本一本手作業で形を整えていき完成する、正真正銘のハンドメイドパターです。
価格は税抜きで43,000円。
スコッティキャメロンのプロパー品と同じくらいの値段で、名匠、増田雄二さんが手がけるパターが手に入るわけで、なかなかお得感のあるパターだと思います。
新しく発売されたパター用カーボンシャフト「TOURPROTO 3004」と組み合わせても良い感じのようで、私も一本オーダーしました。
トゥが高くなっていて、引っかかりそうなイメージのある人はアンサー型の「STUDIO-2」が良さそう。ただのアンサー型ではなく、マスダならではのゴツゴツっとした重厚感と造型の品の良さを感じる名作です。
難点は製作時間が結構かかってしまうこと。
ハンドメイドということもあり。1ヶ月2ヶ月待ちということも珍しくないようです。
というわけで、自分のが来たらまたレビューしたいと思います。