ウワサの8代目! 「ゼクシオエイト」を発売日の12月7日より前に打ってみた!
2020/07/06
ゼクシオエイト、いよいよ発売!
以前の記事、「8代目ゼクシオ、「XXIO8」発表!」で、「ゼクシオ エイト」の発表をレポートしてから、はや一ヶ月。いよいよ八代目「ゼクシオ8」が、12月7日に発売になります。
幸い、発表会やゴルフダイジェストの試打企画などで、発売前に「エイト」を打つ機会がありました。クラブの評価は誌面を見ていただくとして、個人的な感想を少し書きます。
8代目ゼクシオの新しいコンセプトは、”スイング慣性モーメント”という考え方。
フィギュアスケートのスピンのように、腕を自分の近くで振ることで、ヘッドスピードをあげているプロや上級者と同様のスイングを、クラブで実現しようというものです。
これは、角運動量保存の法則の応用で、スイング理論としてはなんとなく聞いたこともありましたが、それをクラブで実現しようというのだから、すごい発想です。
発売直前の試打インプレッション!
一番注目されるのは、やはりドライバーです。
”スイング慣性モーメント”を小さくするために、グリップを10g軽くするなどしています。
発表会の時に気になったのは、Rフレックスの軟らかさ。過去のものと比較しても、かなり軟らかくなっている感じで、軽量グリップも相まって、なんとなく頼りない印象がありました。しかし、その後、改めて打ってみたSフレックスは、軽量ながらも、しっかりとしなり戻り、タイミングがとりやすかったです。この辺の純正シャフトのつくりの良さは、さすがゼクシオという感じ。Rシャフトは、シニアゴルファーからスイングのしっかりしたレディースなどにマッチしそうです。
純正シャフトといえば、横峯さくらプロが使用されてます。おそらく、アベレージゴルファー向け純正シャフトを使用している唯一のツアープロでしょう。
今季すでに4勝のさくらプロ。ゼクシオの五代目を使用していた時代は好調。六代目でやや不調になり、七代目で復活といったところでしようか。そんな簡単なものじゃないと思いますけれど。もうすぐ発売の「ゼクシオエイト」との相性がどうなるのか、気になるところです。
ヘッドは、このレベルのモデルとしては、適度に低スピン。
心地よい高音の打音も、これぞゼクシオと唸りたくなるもの。以前のモデルよりも少し高くなったように感じました。
プロも使えるゼクシオ
ゼクシオは、アマチュアゴルファー向けながらプロも多く使用するクラブ。男性アマと同じくらいのヘッドスピードの女子プロはもちろんですが、細川和彦プロや加瀬秀樹プロなど、ツアーの中でも飛ばし屋とよばれていたパワーのある選手でも、ゼクシオのヘッドに硬くて重いシャフトを組み合わせて使用しています。
シャフトとロフトをうまく選択すると、誰でも飛ばせるのが魅力的。
クラブ選びに迷ったら、まあゼクシオかなと。そんな風に考える人も多いかもしれません。
これから各メーカーの新製品が続々と登場しますが、業界的にもゼクシオの動向はやはり再注目。発売が楽しみになってきましたね。